カテゴリ:フード&ドリンク
1%のアルコール度数は絶妙
・アルコール度数1%の発泡酒がキリンとサントリーから相次いで売り出されました。バタフライとTheO.N.E。この度数は絶妙で、ビールコップ一杯、ワインをグラス半分以下で酔ってしまう人でも、ほんの少し酔った気分を楽しめます。
・酒業界も多様化と細分化が加速しているようで、ノンアルコールや低アルコールが次から次と登場です。下戸と酒飲みの間にいる、今まで無視されていた層にも陽が当たり始めました(日本では、この人達はかなり多いと思われます)。
・ウーロン茶、ジンジャーエール、ノンアルコールビールに加えてこの1%飲料と、選択肢が増えています。低アルコール飲料はいろいろと登場していますが、3/25発売のサントリー「ラドラー」は度数4%で、キリン・フレビアの3%でもまだちょっと多い。先駆者のベアレン・ラドラーは2.5%と良いのですが、残念ながら夏限定商品です。
・できれば1%のパナシェやラドラー(つまり柑橘系フルーツビールですね)が売り出されるとこれからの暖かい季節にぴったりの飲料になるのですが。
・キリンのバタフライは紅茶、ジンジャー、アップルと3種類ありますが、気に入ったのはジンジャー。ビアカクテルで有名なシャンディガフの代わりに飲めます。ベースはりんご発酵酒で、やや甘いので氷に注いで飲んだらちょうど良かったです。飲みきりサイズとかで250mlと少なく、食事時の飲料としては足りません。
・サントリーのTheO.N.Eはグレープフルーツとレモンの2種類。レモンは缶に書いてある通りチューハイそのもので、ちょっと甘みのあるグレープフルーツの方が好みです。ベースはグレープフルーツ発酵酒でこっちは通常の350ml。キリンのバタフライは、容量もネーミングも味付けも女性を意識していますが、はたしてどっちが売れるでしょうか。
次号3月30日月曜日
by 2015.03.27