クールシニアのウェブマガジン

毎週月・金曜日発行

クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:フード&ドリンク 季節 

元禄15年創業、最古の寿司屋の折り詰め

・持ち帰ってもおいしいテイクアウトはなかなかありません。ピザでもホットドックでもハンバーガーでもたこ焼きでも、できたてが一番です。そんな中で、時間が経っても間違いないのは酢飯を使ったものです。前に稲荷寿司と干瓢巻き専門の、浅草にある「まつむら」を紹介しました。

http://csmagazine.sakura.ne.jp/food-drink/70-1.html

・もう一つ、同じく酢飯を使った旨い寿司が東京・小川町の「笹巻けぬきすし」です。1702年(元禄15年、あの赤穂浪士討ち入りの年)創業の老舗で、話によれば現存する最古の寿司店だそうです。

・「けぬき」とついているのは、魚の骨を一本一本取ったからだそうで、小腹が空いたときちょっと食べる元祖ファストフードといえます。夏場はもつように酢や塩味が濃く、好き嫌いは分かれるかも知れませんが、癖になる江戸前の味です。

 

 

・種類は、玉子焼き、おぼろ、海老、干瓢巻き、コハダ、アジ。他に小鯛、サヨリなど季節で変わるようです。7個入り1650円と高めですが、今時珍しい本物の木箱、熊笹を使いきっちり作られています。注文してから作るのでやや待つ必要がありますが、小川町の店舗で食べることもできます。

次号8月28日金曜日

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