クールシニアのウェブマガジン

毎週月・金曜日発行

クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:フード&ドリンク ヴィークル エレクトロニクス インテリア 日用品 ミュージック メディア 

2018のGマークは成熟社会のグッドデザイン賞

・トヨタが2019年からKINTOという、高級セダン、ミニバン、SUVなどを取っ替え引っ替え乗れるサービスを始めるそうです。

・これは「定額制」とか「シェアリング」という流行のキーワードから出てきたもので、あの、スマホ以外にトヨタ独自の通信料を払わせるシステム(Googleやアップルに負けたくない)と一緒でユーザー目線じゃないですね。

・第一、便利なようで車変換は面倒くさい。色々乗りたいと思う車好きはトヨタ以外のものも選びたいし、フルラインナップの「とりあえず一台」メーカーであるトヨタは、リースで充分です。

・ポルシェのような際立つキャラなら成り立ちます(すでにこのサービスはアメリカであります)が。

・会社、組織第一、あるいは理屈で発想するとこうなります。成熟した日本社会では、ユーザーや消費者の目線が重要なのですが、それを見たければ今、六本木のミッドタウンで開かれている2018グッドデザイン展です。

・車や電車から家電、カメラ、スマホ、楽器、文具、食品、メディアまで暮らしに関わるあらゆるものがあります。

・で、思うのはこれらを創る人々をもっと評価して支持すべきです。最近、アマゾンやライン、ゾゾタウンなどのプラットフォーマーにスポットが当たっていますが、彼らは場の提供だけで、モノを作るという大きなリスク背負っていませんから。

・小型オフロード消防車、RED LADYBUG。最近フルモデルチェンジしたスズキのジムニーを改造したものだそうですが、こんなバンがあれば欲しい。

・コミュニケーションできるしっぽクッション、セラピーロボットQoobo。撫でるとしっぽが動きます。触り方で変わります。12月発売。

・フレームの横のスイッチをタッチすると視界を切り替えるメガネ、タッチフォーカス。累進レンズと電子液晶レンズの融合とか。バッテリーは10日間ぐらい持つと言います。発売中。

・カードケータイ。スマホの子機です。大きくなったスマホは、地図やネット検索、YouTubeに便利ですが、胸ポケットに入らず、手に余ります。同じ番号でメールや電話が使え、さらに電子ペーパーで超超電池が長持ちします。iPhoneでもこのサービスが欲しい。来春発売。

・電子楽譜、グイド。クラシックなど役に立ちますが、ちょっと高価。それにどんな楽譜でも使えるようにならないと普及しないと思いますが、著作権がややこしいです。これも電子ペーパーで省エネ。

・超スキマ家電、世界一薄い冷蔵庫。壁掛けにできます。ただし、ペットボトル3本。

・日用品1ザルとボール、ライクイット。柔らかい素材で、米とぎから野菜の水切りまで。

・日用品2簡易漬け物器、ピクルストーン。ガラスと漬物石がグッドデザインで、食卓にそのまま出せる。スリムタイプが9800円+税。発売中。

次号115日月曜日

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