クールシニアのウェブマガジン

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クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:フード&ドリンク 

ノーではなくローアルコールのビール

ノーアルコール・ビールが売れていますね。昔もバービカンとかあったんですけど、売れなくてすぐなくなりました。ところがキリンのフリーが売れたのでサントリーもアサヒも。ゴルフ場やドライブインなど車で出かけたときはこれを、というのはわかります(道交法改正による飲酒運転厳罰化の影響があるらしい)。でもふつうでも飲むみたいです(車じゃなくても酒を飲めない時ってありますから)。しかし考えてみれば、日本人は体質的にアルコールに弱いので、大酒飲みは実は少ないんです。かくゆう私もそうで、こっちは飲まないものですから酔っ払いにはずいぶん迷惑しました。ただ、アルコールはほんの少しならおいしいし(料理には使いますからね)、楽しいので飲みたいのですが、適当なうまいローアルコール飲料はあまりないです。最近になってやっと焼酎系やハイボール、カクテルに出てきました。でもビールはありません(とりあえずビールで乾杯ですから)。ノーアルコールはぜんぶ飲んでみましたが、飲酒運転のため我慢という人はともかく、まあ本物に比べればやはりいまいち。ちょっぴりアルコールが入った方がいい。でもアルコール度数がアサヒスーパー・ドライのせいでみんな5%になってしまいました。これだと強いので1%未満(酒税法で1%未満だと酒にならない)とか2~3%のものが、人によって選べたらいいです。さて、今おすすめはこれ。

この2種類、スーパーで手に入ります。ともにビアテイスト飲料という表現ですが、ノーアルコールではなくローアルコール。左がオーストラリアから輸入のブローリー・プレミアムラガー、アルコール度数0.9%、16kcal。右のホッピーは、そうあの焼酎で割って使うホッピーで、黒ビールのようにブラックもあり、アルコール度数0.8%、11kcal。一応アルコールがあるので、子供の飲用や車の運転者などは注意、と表記してあります(極端に弱い人いますからね)。酒税法で酒にならない1%未満に限りなく近づけているんでしょうが、まあ越えて酒類になってもおいしければいいと思いますが。さて、この二つどちらがうまいかといえば、個人的感想ではありますがホッピーの勝ちです(カロリーはビールの十分の一だし、プリン体はゼロ)。できればビンでなく缶があった方が捨てるのに面倒くさくなくていいのですが。アルコールに弱い方はソフトドリンクの糖分やカフェインで体を壊す前に「そのままホッピー」をぜひお試しください。

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