クールシニアのウェブマガジン

毎週月・金曜日発行

クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:フード&ドリンク 日用品 

新発想魔法ビン、デザインもいい

・晩秋や春先に渓流に入る時は小さなストーブとケトルをザックに入れて、お湯を沸かしてお茶やコーヒーを飲みます。ところが海釣りではそうはいかないので断熱ボトル(魔法ビンですね)を探しました。

 

・真空断熱ボトルといえばサーモスなので、最新モデルを見に行ったらREVOMAXなる新製品がありました。フタが今までと違いネジこみではなく、片手で開閉できる方式です。なんでも元インテルの技術者が魔法ビンを再定義したんだとか(S.ジョブズが携帯電話を再定義したように)。ネジ式キャップより確実で簡単なシステムにしたそうです。

 

・シリコンのフタを入れた後、これを膨らませて密閉するというアイディア。水筒やビンはネジ式が当たり前なので、果たして大丈夫なのかと思ったのですが、問題ありません。リリースも片手で3か所同時に押す必要があるので、ウッカリ開けてしまうこともなく、ネジ式のように緩むことがありません。

 

・フタをするのはもっと簡単で、レバーを握るように引くだけです。ネジブタってけっこう落としますが(歳をとると)、フタの取っ手に指を通したままなのでそれがありません。分解掃除できます。

 

・266mlから最大950mlまで6種類あります。購入したのは約0.6Lのもの(このステンレスボディー以外に何色かあります。直径7.7cm×長さ27cm、349g)。5500円。市販の0.6Lペットボトルが1本入ります。

 

・能力ですが、沸かしたお茶を気温5℃ぐらいの戸外に置いて10時間後、飲み頃の温度を保っていたので充分でしょう。なお最近炭酸OKなものがサーモスやタイガー魔法瓶にありますが、これも大丈夫です。それらより良い点は口が広いので入れやすく、掃除もブラシでできます。

 

・名前のREVOMAXはRevolutionary + Maximize なる合成語で、「最大の変革」。ボディーは40年保証だそうですが、シリコン製のフタはスペア部品があります。ロフト、ハンズ、ICIスポーツにあります。

https://revomax.jp/about_cored/

次号1月13日金曜日

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