カテゴリ:フード&ドリンク 絶滅倶楽部
昔懐かし、あのウイスキーボンボン
・このところ、街はチョコレート売りで騒がしいです。チョコレートといえば、ウイスキーボンボンが好きで時々食べたくなります。それも、噛むとジャリッと結晶した砂糖が舌に触るもの。
・でも最近のウイスキーボンボンは高級になったのか製法が進歩したのか、あのジャリッを味わえるものがなく、よろしくありません。あれを作っていたのは、確かナガサキヤだったと思いますが、2000年に倒産したとかで駄菓子っぽいウイスキーボンボンが街から消えました。カステーラの長崎屋で知られた老舗でした。黒船のシンボルマークも覚えています。
・でもありました、同じタイプのものが。モロゾフです。ここのウイスキーボンボンが「ジャリッ」です。チョコレートが上等になっていますが、かなり近いです。ブランデーボンボンもあります。こっちの方がチョコレートに合う気がしますが。
・ただし、どうやら季節ものらしくバレンタインデーを過ぎるとなくなるとかで、買うなら今です。
・割ってみると、確かにウイスキーシロップを薄い砂糖の殻が包んでいます(糖化法というらしい)。アルコール度数2%で、酒に弱い人や幼児、運転する人はご遠慮くださいと書いてあります。子供の時食べましたけどね。
・値段はウイスキーボンボン6個入315円、12個入525円、ブランデーボンボン10個入525円と気取ってないところがいいです。
・他に東京のモントワールというお菓子会社が樽型ウイスキーボンボンというのを発売しているというのですが、見たことありません。いずれも秋冬限定品で、暖かくなると洋酒が蒸発し溶け出すので、買いだめができません。
次号2月15日金曜日
by 2013.02.11