クールシニアのウェブマガジン

毎週月・金曜日発行

クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:フード&ドリンク 

缶、瓶、グラスで味が変わるわけ

・アメリカのTVドラマを観ていると、帰宅してまず冷蔵庫を開け、瓶ビールを取り出して飲むシーンがよく出てきます。家だけでなく、バーでもパーティーでも。

 

・なんで缶でなく面倒な瓶(栓抜きとか処分とか重いとか)なのか。聞くところによると、アメリカの缶は金臭いからと言うのだけれど、そうではなくて味覚の問題ではと思います。まとめ買いすれば缶と同じくらいの値段になるというし。

 

・最近発売になったハイネケンのノンアルコールビールで缶、瓶を比べてみると(アルコールのない方がよくわかる)、瓶の方が香りが立ち美味しい。缶はグラスに注いだ方がいい。ただ日本では瓶は業務用でほぼスーパーで売ってません(ノンアルコールは見たことがない)。

 

・唇や舌にガラスが当たるのとアルミ缶が当たるのとでは、明らかに違いが出ます。もっと言えば陶器のマグカップならまた違う味わいになるのでは。"缶、瓶、ガラス、陶器で変わるビールの味"で、誰かイグノーベル賞を目指して欲しい。

 

・瓶だけで販売されているベルギーのノンアルコールビール「ビア デザミー ブロンド」。減圧蒸留とかいう製法(シャンパンと同じとか)で、やや甘味のあるベルギービールらしい個性的な風味(オレンジピールや砂糖入り)。悪くはないのですが、330ml1本700円前後と高価。

次号11月3日金曜日

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