カテゴリ:フード&ドリンク 日用品
箸は八寸の両端が細い利休箸を常用
・正月に両端が細くなった祝い箸を使います。片方を自分、もう片方を神様が使って共に食事をするという神道の考え方です。ただこのミズキの丸い箸は滑り曲がり、あまり使い勝手が良くないです。両口箸は利休箸の方が優れています。
・この茶人・利休が使った箸が好きで、一年中これです。家族共有で分けたり揃えたりの必要がなく、うどんやそばも滑りません。安いし古くなれば新しくします。ちょっと前にこれに漆をひいたものを使っていて、上品で見た目も美しかったのですが、輪島を襲った2度の災害で現在手に入らなくなりました。
・この漆の利休箸は長さが縁起のいい八寸、約24cmがふだん使いには最適の長さです。街で手に入る利休箸は26、27cmと一般的な箸より長いので少し使いにくい。
・浅草の合羽橋道具街に行った折に、箸の専門店で24cmの利休箸があったので手に入れました(みくら)。はし藤本店の「白赤バラ利久箸24cm」10膳 924円。白赤というのは杉丸太外側の白と内側の赤身のミックスの意味で、縁起をかついで利休を利久と言ったりします。奈良の吉野杉が有名ですが、今は吉野で加工したものは吉野杉と表記しているようです。
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次号12月27日金曜日
by 2024.12.23