カテゴリ:フード&ドリンク
バター料理に凝るならこの業務用
・昔からプロのパティシエやシェフが愛用しているバターがあります。カルピス株式会社が、乳酸菌飲料のカルピスを作る過程で出てくる脂肪分のクリームを使って製造する数量限定のバターです。昔は業務用とされ、一部の店でしか市販されてなかったのですが、今はデパートでも手に入ります。
・ついこの間、「バターマニア」というカルピス特撰バターを使うレシピ本が出版されたのでひさしぶりに買ってみました。
・バターの香りが強すぎず、素材が生かされるので菓子や料理に向いているのだと思います。でもこの上等のバターを、厚切りトーストやパンケーキで溶かして食べるのがベスト。ミルク風味なので、そのまま食べてもしつこくなく、バター臭に弱い人でも楽しめます。普通のバターに比べて約1.4倍の価格ですが、その価値はあります。
・色が普通のものより白いのに気がつきますが、飼料の違いだそうです。生乳から脱脂乳をカルピスに使い、脂肪分をバターにということらしいです。
無塩と有塩とあり、よく食卓で使う有塩は450g(出身が業務用のせいかパッケージが大きく、通常サイズの3倍)で1500円弱という値段。
・カルピスの社員がアイディアを出し合って107レシピ掲載の「バターマニア」は1400円+税で発行は大和書房。コピーに「そのまま食べてもおいしい。少し溶けるともっとおいしい。とろけすぎてもさらにおいしい」。売れ行きはわかりませんが、タニタ食堂本の発想ではあります。ただしこっちは太りそうですが。
次号11月18日月曜日
by 2013.11.15