カテゴリ:フード&ドリンク
昼の酒、ビールカクテルのパナシェ
フランス語のPanacheパナシェは混ぜ合わせること。炭酸ソーダとレモンとビールが基本で、透明であること、かき混ぜないこととかいう縛りもあるらしい。でもレモン風味の炭酸飲料を使うことから、レモネードと混ぜるのもありとかで、昼間はこのローアルコール・ビールが人気といいます。そこでレモネードなるものを探して試してみました。
これらはすべてレモネードといって売られています(ぜんぶフランス製です)。右の3本、ロリーナは4、5種類あって混ぜても良さそうなもの(左から「レモネード」「オリジナル・フレンチ・レモネード」ブドウの果皮が入った「ピンクレモネード」)を試しました。輸入食材を扱うスーパーや専門店をいくつかあたったのですが、あまり置いてありません。パルコに入っているジュピターという輸入食材店でロリーナは手に入れました。
ビタモン社のレモネード、甘さ控えめレモン味強めで相性はいいのですが、この大瓶は困ります、炭酸なので何日もおいておけないし。レシピどおりビールを入れてからレモネードを注いだのですが、泡がすぐ消えます。泡がきれいなのは、レモネードにビールを注いだ方がいいんだそうです。
ロリーナはそのやり方で注ぎました。パナシェは原則透明ということですが、透明なロリーナの「オリジナル・フレンチ・レモネード」より、このただの「レモネード」のほうが相性がよくおいしい(オリジナル・・・はビールの苦味とレモンの苦味が合わずに舌に違和感があります。あくまで個人的な感想ですが)。
レモン風味の炭酸ソーダとビールのカクテルということなので、大人のキリンレモンとかCCレモンとかこのカクテル用のハイサワーレモンとか、まあいろいろ試しましたが、先人の作ったレシピというのは理由があるのですね。結局、ビールに炭酸ソーダとレモンを搾るものか、甘味の少ないレモネード(ロリーナのただのレモネード)かに落ち着きました。夏、陽のあるうちから飲む飲料はこれです。
by 2011.07.22