カテゴリ:フード&ドリンク
和洋、なんにでも使える調味料
・用があって西荻窪に行き、裏道を歩いていたら、備中高梁のアンテナショップがありました。岡山県の備中高梁は昔、小京都巡りをしていたときに泊まったことのある懐かしい場所です(当時は有名観光地でもなかった)。
・"なんで西荻に"ですが、高梁出身の弓道の達人・吉田能安氏の屋敷と弓道場をアンテナショップ「備中高梁館」にしたのだそうです。ここで手に入れたのが柚子胡椒「紅だるま」。柚子胡椒といえばふつう緑色ですが、赤い色の方が料理が映えます。この郷土の調味料を高梁の近くの吹屋(赤の染料ベンガラが有名)から名前を「紅だるま」にしたそうです。
・岡山産の柚子皮と唐辛子と塩のみ。九州地方で唐辛子を胡椒というので、その名が広まったと言います。ともあれ、これすごくいいです。餃子や焼き鳥など以外でもパスタ、焼き肉の洋食でもいけます。地方創生はこの手ですね。
・右が「紅だるま」。左は柚子果汁を使った「紅てんぐ」でタバスコ風に使えます。約50g、共に650円+税。佐藤紅商店で。なお、東京・コレド室町テラスの「日本食品館」(各所にあり)に地方の郷土食品が集まっています。
次号11月26日金曜日
by 2021.11.22