カテゴリ:フード&ドリンク
酒は百薬の長か百害で一利なしか
・内閣府が"壁ドン"などの恋愛指南したり、経団連が"インターンの定義"したり(各企業が各自勝手に考えればいい)、我が国のエリートと称する人々は、過度の飲酒で脳が縮んでいるらしい。
・先日"ワイン1日1杯でも脳萎縮"という記事が日経に載っていました。アメリカのペンシルバニア大が、3万7千人の英国人の健康データから、飲酒と脳萎縮の分析で導き出した結論らしいです。
・こっちは飲酒の習慣がないのでまったく気にならないのですが、酒飲みは少しづつ脳が縮んでいることになります。適量の飲酒は"百薬の長"ではなかったのか。コレステロールの増加を抑え、血流を良くし、心筋梗塞や狭心症の予防にもなると言っていましたが。
・まあ、脳は容量が大きいので過度にならない限り影響は少ないとは思いますが。
・そうはいっても酒造メーカーには問題です。最近若者は酒をあまり飲まないと言います。
・"酒ぐらい飲めなくちゃ"とかの旧弊(その昔運動部に属していたのですがよく先輩にそう言われましたし、働くようになってからも同じ。酒飲みはなぜか素面を許さない)が時代遅れになり、職場の飲み会も強制できなくなっているからでしょう。
・サントリーがサプリや化粧品に力を入れたり、キリンがファンケルを傘下に置いたりも生き残りの一つ(両社花も作ってます)。とはいえ飲料メーカーなので、このところやたら目につくのはノンアルコールと微アルコール飲料です。
・酒を飲まない身には、ミネラルウォーター、ウーロン茶やジンジャーエール以外が増えてパーティーや会食ではありがたいです。当初の"ビールを飲めない時に"という代替品から急速に進歩しています。
・好みは様々なので一概に言えませんが、このところ気に入っているのは爽やかな苦味のキリンの新製品「グリーンズフリー」とスッキリとしたビール風味のサッポロの微アル「ザ・ドラフティ」です。
・個人的な感想ですが、アルコールとホップの苦味は関係があるようで、ノンアルの場合はアルコールがない分、苦味を抑えたり変えたりした方が美味く感じます。ビールの代替派とアルコール弱者の違いかもしれませんが。
次号4月29日金曜日
by 2022.04.25