・10月の13、14日に幕張で開かれた模型ホビーショーに行ってきました。プラモデル、ラジオコントロール、鉄道模型、ミニカー、フィギュア、ガンなどなどの模型オタクのための祭典です。
・プラモデルで有名なアオシマやハセガワという懐かしい名前もありましたが、ガンダムのバンダイやＲＣカーのタミヤはやはり大きなスペースを占めています。全体をみまわすと、メジャーなのは、車、鉄道、飛行機、兵器であまり昔と変わっていません。
・おじさん好みのちょっとマニアックな模型をピックアップしてみました。

・まず、話題のオスプレイのプラモデル。タミヤが輸入しているITALERIの1/48スケールのボーイングV-22オスプレイで、発売中ですが数量限定で、プラモデル化されているのはこれだけとか。全幅50センチ、全長29センチと迫力があります。3990円。

・バンダイのコーナーに南極観測船「宗谷」があると思って出かけた模型ショーだったのですが、それが展示されていなくて、この地球深部探査船「ちきゅう」がありました。「宗谷」は60から70歳をターゲットにした大人の超合金とかで、全長34センチ1/250スケールの完成品で、懐かしいあのカラフト犬のフィギュアもついています。49350円で2013年1月25日発売予定です。

・「ちきゅう」は1/700スケールの精密組み立てプラモデル。部品点数に驚きますが、5985円で2012年11月23日発売予定（バンダイ）。

・Ｎゲージの9000形都電。都会なのでジオラマが作りやすく楽しいです。2000年に登場したレトロ電車の青塗装バージョン。2013年1月か2月に発売予定。7770円（MODENO)。

・東京都交通局バスのいすゞエルガ。スカイツリー開業記念商品とかです（？）1/32スケール全長32センチのプラモデル。ただし、ボディー塗装済み。2012年10月発売、5040円（アオシマ）。

・ドイツの有名なブリキ玩具メーカー「シューコー」の代表作が限定販売されていました。この車、BMWのオープンスポーツをモデルにしたらしいのですが、ハンドルを回すと車輪が動き、ギヤが前進4段後進1段でしかもクラッチ付き。ゼンマイで動きます。滅多に手に入らない希少品でティントイの傑作です。18000円（国際貿易）。

・人気だったＮＨＫの朝ドラ「梅ちゃん先生」のオープニング・ジオラマに出てくる大衆酒場の木製模型セット。25センチ×16センチ×22センチで予価9800円（今冬発売予定　小林工業PLATZ）。なお、あのジオラマを製作していた山本高樹さんの「昭和幻風景ジオラマ展」が2012年10月18日から30日まで日本橋高島屋で開かれます。

・こういう人体模型もありました。教材ですよね。歯が2000円、妊婦全身9800円など。童友社。

・一番マニアックなのがこれ。万能フライス盤デッケルFP1　1/12スケール3360円の組み立てプラモデルですが、これを作るおもしろさとは？うーむ。ファインモールド製。

・土曜日でしたが、ものすごい人の波というほどではなく、見学しやすくてよかったのですが、模型オタクって相変わらずいるんですね。