・乗った車をすべて取っておくことはまず不可能ですが、モデルカーで集めることならできます。もちろんすべての車がモデルカーになるわけではなく、スーパーカーやマニアックな車中心なので、なかなか難しいホビーではあります。

・モデルカーショップを時折のぞいて、見つけたら手に入れるしかありません。最近は、昔懐かしい60年代の車が復刻されて手に入ります。いすゞベレットGT、いすゞ117、スカイラインGTB、トヨタ2000GT、HONDA S800などのGTカーは以前からありましたが、ピニンファリーナのブルーバード1200とかカリーナ1400という大衆車（両方とも乗りました）も作られてますから油断がなりません(トミカ)。乗った車を見つけたら即ゲットです。

・もう一つ、輸入大衆車の場合、ワーゲンとかMINI、フィアット500(モデルカーの宝庫です。これにその昔新車から乗っていたので小から大までたくさんコレクションしました)などの人気車種は手に入れやすいのですが、新型車の場合は日本で車が発売されてからモデルカーを探すのでは遅すぎます。気になる車、乗りたい車がショー(ジュネーブとかパリ、フランクフルト)でワールドプレミアし、ヨーロッパで発売されたらすぐモデルカー・チェックをしなければなりません。

・アウディの新型A3のモデルカーです。ヨーロッパですでに発売されていますが、日本ではこの秋輸入と言われています。プレミアムカーとして売上を伸ばしているアウディですが、すでに台数でベンツを抜いて2位、このままいくとBMWを追い越すかもしれません（以上が高級車御三家）。ところでA4のサイズが大きくなって日本の道路事情に合わなくなってきたので、新しいA3は人気が出そうです。

・で、モデルカーを手に入れるなら今です。写真はアウディ特注の1/43モデルカー、5ドアのA3スポーツバックで、ティントイ(ブリキのおもちゃ)で有名なドイツのシューコー製。細部まで実に忠実に作り込まれています。コレクターズアイテムで7800円。先日生産が始まったアウディA3セダンももうモデルカーになっています（これは来年投入でしょうか）。

次号6月17日月曜日