クールシニアのウェブマガジン

毎週月・金曜日発行

クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:インテリア ホビー 絶滅倶楽部 

セルロイドの魅力が見直されています

 

・昔懐かしいセルロイドの人形が復刻されて、中高年女性に人気だそうです。セルロイドというのはニトロセルロースと樟脳で作られた、世界初のプラスティックといわれ(当初は象牙の代用品)、人形、鉛筆や石鹸のケース、眼鏡のフレーム、万年筆の軸などに使われました。
・野口雨情の名作で「青い目をした御人形は、アメリカ生まれのセルロイド」と歌われるほど人気だったのですが、燃えやすいという欠点のせいで市場から姿を消します。
・とはいえ、眼鏡ではセルフレーム、アニメではセル画という言葉をいまだに使っていますし、ピンポン球は現役でセルロイドです(今年の秋ぐらいからプラスティックに変更されるそうです)。
・色の鮮やかさ、軽さ、モチモチ感からセルロイドがマニアックな意味で再評価されています。そんな中、50年以上前のセル人形の型があることがわかり、復刻されたのが東京・足立区の最後のセルロイド人形職人・平井英一さんの「ミーコ」です。今から10年以上前の2002年のこと。その経緯はサイトに詳しく出ています。
http://junk-ha-business.sblo.jp/article/53262977.html

・昔懐かしいセルロイドの人形が復刻されて、中高年女性に人気だそうです。セルロイドというのはニトロセルロースと樟脳で作られた、世界初のプラスティックといわれ(当初は象牙の代用品)、人形、鉛筆や石鹸のケース、眼鏡のフレーム、万年筆の軸などに使われました。

・野口雨情の名作で「青い目をした御人形は、アメリカ生まれのセルロイド」と歌われるほど人気だったのですが、燃えやすいという欠点のせいで市場から姿を消します。

・とはいえ、眼鏡ではセルフレーム、アニメではセル画という言葉をいまだに使っていますし、ピンポン球は現役でセルロイドです(今年の秋ぐらいからプラスティックに変更されるそうです)。

・色の鮮やかさ、軽さ、モチモチ感からセルロイドがマニアックな意味で再評価されています。そんな中、50年以上前のセル人形の型があることがわかり、復刻されたのが東京・足立区の最後のセルロイド人形職人・平井英一さんの「ミーコ」です。今から10年以上前の2002年のこと。その経緯はサイトに詳しく出ています。

http://junk-ha-business.sblo.jp/article/53262977.html

 

・その平井英一さんが展示出店するというので、東京・浜松町の東京都産業振興会館で開かれたドールワールドフェスティバルに行ってきました。人形を扱うショップや人形作りが集まったフェアなのですが、店の人も作る人もお客さんも異様な(あるいは独特の雰囲気の)人達で驚きです。

・平井さんはやや浮いていました(あまり売れないといっていましたが)。

 

・絶滅危惧種のセルロイド人形「ミーコ」一体3500円と高価ですが、消滅させないために一つ手に入れましょう。

http://www.celluya.com

次号6月27日金曜日

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