クールシニアのウェブマガジン

毎週月・金曜日発行

クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:インテリア ホビー 

人型ロボットは日本のお家芸です

・イーロン・マスクが今度は人型のロボットを作ると言っています。電気自動車のテスラや宇宙遊泳のスペースXを立ち上げて今や世界2位の資産家のあの人。

・人型である理由は、人間の替わりができればあらゆるシーンでサポートができるからとか。この人型ロボットは、日本には優れた伝統があります。

 

・今から200年前の江戸時代に細川半蔵頼直という天才科学技術者がいました。このからくり半蔵と呼ばれた人物が制作したのが「茶運人形」。再現されたものを見たことがある人も多いと思いますが、茶を盆に載せると、するすると進んでお客の前で一礼、茶碗を取ると停止し、戻すとくるりと方向転換して戻って行きます。

 

・さらに、後に続いた名工たちが、弓で的を射る人形や階段を回転しながら降りてくる器械体操人形やらを作ります。この技が脈々と受け継がれて、世界の産業用ロボット市場の日本のシェアは56%、ベスト5中3社が日本で、シェア1位はファナック。

 

・そのルーツともいえる茶運び人形を、手のひらサイズにして組み立てセットにしたものが売られています(2007年発売の復刻版)。大人の科学マガジン からくりロボット ミニ茶運び人形 3278円。

https://otonanokagaku.net/products/karakuri/index.html


・本物は高さ40cmですが、このミニは約13cm。ゼンマイを巻いて重りの茶碗を載せると約20cmの距離を動きます。お辞儀をした時に茶碗を取ると静止するのですが、すぐ動いてしまうので、持ち上げるタイミングが難しい。

・でも最近の電子制御やスマホコントロールではなく、歯車とゼンマイで動くアナログ機械式自動人形は、わかりやすくて楽しい。

 

・同じ頃18世紀から19世紀にかけてのヨーロッパではオートマタというカラクリ機械が流行したそうで、人間の考えることは似てます。イギリスのロンドン・コベントガーデンにあったオートマタの博物館に行ったことがあります(2000年閉館)。そのキャバレー・メカニカル・シアターで買った腕立て伏せをする古代エジプトのアヌビス神と、顔が脚を追って左右に動く脚フェチの紙細工。

https://cabaret.co.uk/exhibitions/virtual-exhibitions/paul-spooners-virtual-exhibition/

 

・ところで人型あるいは犬型ロボットのホンダやソニーは、その後どうなっているんでしょうか。

次号9月13日月曜日

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