カテゴリ:インテリア
A Iよりアナログフェイクがいい
・文章を入力するだけでA Iが映像を作る‥‥が話題になっていますが、まだまだ微妙な違和感があって見分けられます。今のところA IがA Iの作ったフェイクを見破ることができるといいます。そりゃ人間の作ったもんですから。
・フェイクといえば、ハリボテの特撮やぎこちない2次元のアニメは想像で補う面白さがあります。リアルに限りなく近づいていくとしても、CGやA Iにはそれがないです。
・最近の造花(昔の言い方はホンコンフラワー)はよく出来ていますが、それでもCGもA Iのフェイクと一緒で微かな違いが気になります。いっそのこと、この"空想プランツ"のように開き直った方がアートになります。密かにマニアが増えているビザールプランツ(珍奇植物)のフェイクです。
・学名で言うと「パキポディウム・グラキリス」。グラキリスは太った足の意。サン・テグジュペリの「星の王子さま」に出てくるバオバブのミニチュアみたいな多肉植物です。アフリカ南部やマダガスカルに自生する熱帯の植物で、ビザールプランツとしては高価な部類で3~5万円します。種から成熟するまで数年から数十年かかるためといいますが、これはバルーンで膨らますだけなので1870円。
・QooSo Plants グラキリス。エアを抜くと標本状になり、投函も可能です。作ったのは風船商品を専門作っているエスエージー・バルーンズという会社。ウチワサボテンもあります。ビザールプランツは管理が面倒なのですが、これは手入れ不要。
次号2月26日月曜日
by 2024.02.23