カテゴリ:インテリア 野遊び
珍奇植物の人気はやはりマダガスカル

・ビザールプランツ、つまり珍奇植物がすっかり定着したようです。クルクルと針金状巻いたのを最初に見た時は驚きました。南アフリカのケープバルブ「アルプカスピラリス」。次いで手に入れたのはフィッシュボーン・カクタスという魚の骨みたいなサボテンで、メキシコの湿った森の中に生えているらしい。

・しかしビザールの人気はマダガスカル(あるいは南アフリカ)のコーデックスという基部が肥大化するタイプということで、それにも手を出しました。ただし成長が遅く太いものは10万、20万します。写真のもので約3年もの。左が「デンシフローラム」、右が「カクチペス」で、共にキョウチクトウ科のパキポディウム属。パキポディウムでは「グラキリス」というのが一番有名らしい。まあどれもサンテクジュベリの「星の王子様」に出てくるバオバブの木のミニチュアです。両方とも園芸店で3500円から4000円弱。
・面白いのは右の「パキポディウム・カクチペス」は別名「恵比寿大黒」なる名前で、Pachypodium Densicaule、別名「シバの女王の玉櫛」とPachypodium Brevicaule、又の名を「恵比寿笑い」というのとを掛け合わせた日本開発のものらしい。和名で笑ってしまう。この「恵比寿大黒」は成長すると直径1.5m、高さ1mにもなるといいます。人間が先にくたばるとは思いますが。
次号4月14日月曜日
by 2025.04.11