クールシニアのウェブマガジン

毎週月・金曜日発行

クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:メディア 

視聴者ファーストではないアメリカ

・ネットフリックスのワーナー買収がニュースになっていますが、巨大組織の独走は続きそうです。資金力とビジネススタイルは他を圧倒して、日本のテレビ業界からの転職が続いています。

 

・そのネットフリックスの和製最新作「イクサガミ」を観ました。岡田准一プロデュース・主演だそうですが、殺陣はなかなか。早回しかと思うくらい。原作は今村翔吾の小説ですが、視聴者が多く人気とのことなので、次のシーズンが待たれますが、いつになるのか不明です。

 

・アメリカのシリーズものは、ネットフリックスをはじめAmazonプライムやらなにやらたくさん観ますが、油断がならないのは未解決のまま突然終わること。たぶん視聴率が落ちるとだとは思うのですが、人気作でもシーズン終了で尻切れトンボだったり、引っ張りすぎが多々あります。

 

・それがAmerican Wayだとは思うのですが、そんなハーバード流というかウォール・ストリート風を参考にすることはないと思います。日本は百年を軽く超える老舗企業がたくさんありますが、理念支えられた人間ファーストがその長続きの理由、拝金主義を真似することはないです。

 

・ネトフリの「イクサガミ」がいつ再開するかわからないので、原作の講談社文庫を読んでみました。天、地、人、神と4冊あります。まだ天、地だけですが、話は映画とかなり違います(まあ昔からそうですが)。

 

・明治維新から十一年、日本中から集まった剣客が殺し合いながら古都から東京を目指すという、なかなか面白い設定の物語で飽きさせません。現代物のアクション、サスペンス、ミステリーと比べると"時代もの"は想像力で読むので間違いなく面白くなります。さて、ネトフリの「イクサガミ」はいつ配信されるのでしょうか(噂では2027年冬とか)。

次号12月22日月曜日

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