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一目で世界の国々が解った気になる絵地図
・Xmasをはじめ、年末年始はプレゼントのシーズンですが、子供向けの大人も一緒に楽しめる本があります。「MAPS新・世界図絵」徳間書店がそれで、ポーランドの絵本作家の夫婦が3年かけて描いたという世界の国々の絵地図です。
・それぞれの国の地図に、動物、植物から食べ物、建物、民族衣装などが書き込まれていて、ざっくりとその国がわかった気になります(もちろん知らないことが多いです)。
・日本編でみるとこんな感じです。定番のフジヤマ、ゲイシャ(ここでは舞妓です)、天ぷら、寿司はもちろんありますが、最近のクールジャパンのマンガ、カラオケ、ハイテクや女子高生も登場します。新しいところでは東京スカイツリーもありますが、鹿児島にある薩摩藩の島津氏の庭園「仙厳園」があったり、長崎の被爆した山王神社一本鳥居とか、みさきとあきらという正体不明の少女・少年が登場したりという具合に、これを描いたA.ミジェリンスカ、D.ミシェリンスキという夫婦の個人的な興味も描かれています。
・版面37cm×27.5cmというサイズの大型本で見やすいです。3200円+税。
次号12月26日金曜日
by 2014.12.22