カテゴリ:エレクトロニクス ミュージック
人手不足は I Tでカバーする時代
・ウクレレ雑技団というウクレレをフィーチャーしたバンドを始めて今年で26年になります。四半世紀を過ぎると、さすがにメンバーも出たり入ったり、一人欠け2人欠けで、今や三人(創設メンバーと同じ)。"少数になると精鋭になる"という言葉通り、ウクレレ2人にベース1人という構成で特に問題はありません。
・メンバー3人のグループ「アルフィー」が「タクシー1台で移動できるので便利」といってましたがその通りで、スケジュール調整もしやすいです。とはいえやや寂しいのでゲストを頼んだりしますが、もう一つ、マシーンを使う方法にトライ。
・最近、路上ライブでよく使われているボーカルエフェクターです。ボーカルを追加し、ハーモニーも付けてくれます。最初に使ったのは「ZOOM V3」。ただいろいろ機能がありすぎたり、オンオフのペダルが別途必要だったり、大きかったりで少々持て余しました。
・で、見つけたのがTCヘリコン(デンマーク)の「ハーモニーシンガー2」。よくあるエレキギターのエフェクターぐらいの大きさで、ペダルスイッチも付いています。ボタンもハーモニー、レベル、リバーブの3つだけ。シンガー2になってバッテリー駆動になり、自動マイク入力を装備、扱いも超シンプルになりました。
・さらに弦楽器のシールドコードをつなぐだけで、キーを自動キャッチ(ウクレレでもOK)。ハーモニーは+1人か+2人で上下3度とか4度5度、オクターブとか8種類選べます。さらに演奏しながらスイッチのオンオフって面倒なのですが、このフットスイッチは踏んでる時だけオンの設定に変えられます。ハモリからオフへボタンを離すだけでいいので実にありがたいです。
・メロディーを歌い、コーラス・パートでオンしてハーモニーを付け、離してソロを弾いてメロへ戻るというのを1人でこなせます。
・14cm×9cm×6cm、420g。34700円。最初、声をいじるのはどうなんだろうと思ったのですが、考えてみればギターはエフェクターを使うし、ボーカルもリバーブやディレイをかけたりしますから、ま、同じです。
・また練習用のリズムマシーンもいいのを見つけました。リズムボックス製品は昔から何種類か試しているのですが、ピッタリのパターンのものがありません。ボサノバなどはパーカッション必須でシンプルかつ合わせやすいのがなかったのですが、Loop Drumというスマホアプリはバリエーションが多く、音源がリアルで使えます。無料版もありますが、1000円(サブスクの月課金とかでない買切り)でこの機能なら納得。
次号4月15日月曜日
by 2024.04.12