・スマホの音楽をイアホンではなく、スピーカーで聴くものがたくさん出ています。流行は無線で飛ばすものですが、アンプで増幅してスピーカーを鳴らすので、ほとんどが電気を使います。原発からフェードアウトするためには、これではいけません。

・そこでローテクで音量アップするのが、ホーンスピーカーなるもので、昔の電気を使わない蓄音機の仕組と同じです。以前からあるんですが、さらに原始的でローコスト&エコな紙のホーンスピーカーを見つけました。

・eco ampという再生紙を使った組み立て式のスピーカーで、切り抜いてあり接着面に両面テープが付いているので、簡単に作れます。低音は紙素材なだけに出ませんが、音は倍増します。

・もう一つ、ウエブに同じ切り紙式の自作ホーンスピーカーがありました。製作は頭の体操が必要で、ちょい苦労しますがホーン部が伸縮する仕掛けになっていて、持ち運べるのがウリ。もちろん無料フリーです。

・そこで思ったのですが、日本が誇る折り紙細工でホーンスピーカーが作れないものでしょうか?　ホーン部分だけでもいいのですが。

・銀座にあるセレクト文具店Fred & Perryで手に入れて、友人にプレゼントしました。iPhone4及び4s用ですが、ボディーが薄くなった5でも使えます。穴が片方だけしか空いていないので、モノラルになるのかもしれませんが、まあ、あまり関係ありません。2枚入りで998円。

http://www.fredandperry.com/

・ウエブに載っていたiPhone用の自作ホーンスピーカー。PDFファイルをダウンロードして、印刷し切り抜いて作ります。やや腰のある紙に印刷しますが、ボール紙のように厚いと折れ目がつかずうまくいきません。この回転しながら伸縮するホーン部が難しいです。

http://www.theslick.net/?eid=640

PDFファイルはこれ。

http://www.instructables.com/files/orig/FN6/K6LD/H742ZYMQ/FN6K6LDH742ZYMQ.pdf

・昔からあるホーンスピーカーがこれです。iPhone4、4s用ですが、5でも大丈夫。シリコン製で柔らかいので持ち運べるし、タテヨコどちらでも使えます。今でも手に入ります。iPhone用horn stand。

・ところで一番音が自然で低音も出るのはこのシリコン製。ついでeco amp、やはりというかフリーだけに一番音が小さいのは自作ホーンスピーカーということになります。

次号12月21日金曜日