カテゴリ:エレクトロニクス ミュージック
iPodの5.5世代だけ音が良いとか
・音楽はスマートフォンからワイアレスでBluetoothスピーカーへ‥‥というのがふつうになってますが、たまにCD&有線で聴くとちょっと違うなと感じます。
・突き詰めればピュアオーディオとかハイレゾとかになりますが、これはこれで面倒臭いので、たくさんあるCDコレクションを非圧縮(ロスレス)でiPodに入れて、有線のイアホンやヘッドホンで聴いています。
・予想通りに何でもかんでもiPhoneに取り込まれて、デジカメやiPodも必要なくなりましたが、ちょっといいものをとか多用するとかなると、まだまだ1眼レフやiPodが優れています。
・iPod nanoのバッテリーを交換するためにウェブを検索していて、再びiPodを使う人が増えていることを知りました。そのiPodも5.5世代クラシックがいいらしい。2006年製造のMA446/Aだけが音に強いWolfson Micro electronicsのDACチップを使用しているからだそうです。なぜか、その前後は使わなくなったとか。
・この5.5世代iPodクラシックが新品で手に入ります(3万円)。2日かけて気に入りのCDを圧縮ファイルのAACではなく非圧縮のAIFFで入れました。容量80GBの半分ぐらいで済みました。
・このiPodクラシックに1万円ていどのイアホンをつないで、割と新しめの録音であるジャズシンガー&ピアノのダイアナ・クラールのアルバムを聴きました。音の表現は解像度、定位、空間広がりとかいいますが、AIFF音源をiPhone11と5.5世代iPodクラシックで比べると、iPodの方が音の輪郭がはっきりしています。ダイアナ・クラールのかすれたボーカルが際立ちます。といって音の粒だちが耳に痛いほど鋭くないので心地がいいです。
・スマホ+ブルートゥース+小型スピーカーより、少しいい音を楽しみたい時にベターな道具です。第一、持ってるCDの録音が今ほどシビアでないのでこれでちょうどいいような気がします。
次号12月16日金曜日
by 2022.12.12