クールシニアのウェブマガジン

毎週月・金曜日発行

クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:ミュージック 

軽くなるならコスパは無視します

・道具を選ぶ時の優先順位、調査によれば若い世代は1:性能、2:価格、3:コスパだそうです。これがシニアになると、1:軽い、2:使いやすい、3:安心安全‥‥へ変わるんじゃないかと思っています。そんなわけで、ウェアも靴もバッグもカメラもあらゆるアイテムで軽いものを選びます。その内、チタン、カーボン、キューベンファイバーだらけになるかも。

 

・実は前から懸案だった楽器のケースがあります。バンジョーウクレレです。この楽器、友人に作ってもらったためサイズが特殊で、ケースを楽器フェアで見つけた名古屋のショップに特注しました(17年前)。木製のハードケースは頑丈で良かったのですが、バンジョーって金属の枠がある変な楽器で元々重く、両方で4.8kg(楽器:2.1kg+ケース2.7kg!)で、この歳になるとしんどい重量です。

 

・これでは2台持って演奏会に行けません(バンジョーだけで弾ける曲は限られます、フラの曲は無理)。こんな話を近所の楽器職人に話したら、「それならナスカですよ、とにかく軽い」と。

 

・約1か月で完成したのがバードランド製のソフトケース(55000円)。940gで仕上がり、約1/3に。バンジョーはブリッジが太鼓の上に乗っているのでこれを保護する仕掛けが必要(赤い四角)。だからペラペラのギグバッグが使えません。

 

・高価ですが、これで2台運べます。バードランド社長の小貫氏と雑談していたら、昔から愛用している「ハイランダー」という最高の弦楽器プリアンプ(2チャンネル入力、9V駆動、約20万円)を輸入している会社でした。製造終了は知っていたのですが、理由は作っていたアメリカ人夫婦が離婚したからだとか。楽器を2種類弾く時はこれ1台で音質・音量をコントロールできます(写真はリバーブを増設)。

・NAZCA(ナスカ)というバッグのブランドは、ペルーの地上絵で有名なナスカが好きだからだそう。

次号 4月19日金曜日

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