クールシニアのウェブマガジン

毎週月・金曜日発行

クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:ミュージック 

久々の摩訶不思議音楽との遭遇

・久しぶりに不思議なサウンドに出会いました。何々ジャンルと簡単にくくれないアルバムです。80年代のサントリーのCMに使われたマーク・ゴールデンバーグの「鞄を持った男」以来かも知れません。

・超絶技巧のマンドリン弾きのクリス・シーリーを中心とした、フィドル(バイオリン)、バンジョー、ギター、ベースの5人組からなるパンチ・ブラザーズが生み出す実験的試みのアコースティックアルバム「The Phosphorescent Blues」(来日記念アルバム、ワーナーミュージック・ジャパン)。

・シンセサイザーやコンピューターを使った電子楽器なら驚かないのですが、上記の構成からわかるようにアコースティック楽器だけ、いわゆるアメリカの伝統音楽ブルーグラスの編成で、今までにないサウンド、メロディーを表現しています。

・この8月に初来日して演奏しましたが、普通なら銀座のロッキートップか曙橋のバックインタウンでやるところを、ブルーノート東京にしたのもわかる気がします。

・説明しようがないのでYouTubeなどで聞いてもらうしかないのですが、ライナーノーツによれば、ジャズ、クラシック、ロックそれにマウンテンミュージックのブルーグラスが混じっているんだそうです。たしかに最後の方のトラック13、14は2ビートのブルーグラスサウンドで「あ、これはわかる」といいたくなります。言い換えると、楽器編成からブルーグラスを期待するとがっかりします。

・タイトルの「燐光ブルース」は、現代を象徴するスマートフォンの待ち受け画面の明かりをモチーフにしているのだとか(アルバムの裏面がそれ。表はシュールレアリスムの巨匠ルネ・マグリットの絵。うーん、こっちも摩訶不思議)。

次号8月29日月曜日

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