カテゴリ:ミュージック
音叉、笛、そしてクリップ式チューナーの次へ
・楽器は正しい音程が出るように、調律が必要です。特に弦楽器は温度や湿度で変化するので、弾くごとに調弦します。音叉とか笛とかでA(ラ)の音を出してチューニングするのですが、絶対音感のある人はともかく、自分の耳が信用できず困ります。
・今から約20年前に、御茶ノ水のアキオ楽器で、intellitouch TUNERというクリップ式チューナーを手にして以来、ギターやマンドリン、ウクレレなどの調弦が劇的に楽になりました。
・主に楽器のヘッドに挟んで使いますが、この20年、小さくなったり、精度が上がったり、表示がカラフルになったりと進化してきました。
・ただ欠点は、楽器のヘッドが厚かったり小さかったりするので挟む場所が限られ、不安定で振動音が出たりする点と、ヘッドから飛び出してみっともないこと。
・で、最近登場したのが、この磁石を使ったもの。ネオジウム型の超強力磁石は道具を進化させています。楽器の音を拾うピックアップも、穴を開けることなく取り付けられるようになりました。
http://csmagazine.sakura.ne.jp/music/post-653.html
・チューナーの場合、付属の金属ボタンを貼れば、そこに吸い付きます。エレキギターなどは、鉄製金属パーツがあればそこに付きます。
・CLING ON TUNER マグネット貼り付け式チューナー 3.0cm×4.5cm×1.4cm 20g 2500円。両面テープでつける付属のボタンは、直径1.7cm。これの良い点は取り付け場所が自由に選べ、クリップがないので、チューナーがヘッドに隠れて、前から見えません。
・付属のボタン以外に鉄製のワッシャーを両面テープで貼れば(下)、複数楽器に使い回しができます。
次号8月5日月曜日
by 2019.08.02