クールシニアのウェブマガジン

毎週月・金曜日発行

クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:エレクトロニクス 野遊び メディア 

野遊びの地図はスマホと1/25000地図とGPS

・この6月に国産人工衛星「みちびき2号」が打ち上げに成功しましたが、今年中にあと二つ、2018年までに4機体制になります。これに従来のアメリカのGPS衛星を足すと8機以上になり、これでGPSの精度がグンと上がり、誤差数センチなるといわれます(外国の軍事衛星は今一つ信用できませんし)。

・こうなると地図はスマートフォンが主流になるでしょう。あのトヨタも車のカーナビと随時地図を更新するスマホをリンクする方式を採用するようです(遅い)。そしてロードマップや市街図はGoogleやApple、ゼンリンで十分ですが、山歩きや野遊び、釣りでは国土地理院の1/25000地図が圧倒的に情報が多いです。

・この地図と防水のスマートフォン、GPSがアウトドアの標準マップになります。FieldAccess2というiPhone用のアプリは国土地理院の1/25000地図をすべて見ることができ、そこに自分の位置を表示します。

・電波の届かない圏外に出かける場合は、予め地図を読み込んでおけばOKです。GPSは圏外でも使えますから。

・都市部を離れ郊外に出ると、スマホ標準装備の地図はGoogle Mapsもそうですが等高線がないので地形がわかりませんし、集落名も川や沢、山の名前も入っていません。道も滑らかではなく、ただ線が続くだけになります。もちろんスマホ地図は随時更新され、特に街では建物、施設、ショップは詳しいので、地図は使い分けです。

・山野草の群落、魚を釣った場所、写真、コメントを地図に埋め込むことができます。川の流れが切り立ったゴルジュ部を流れているのがわかります。

・これがアイコン。FieldAccess2は無料版もありますが、840円版がやはり優れてます。Androidにも似たアプリがあり、野外での地図も紙からスマホです。時計型のスマートウオッチも地図表示ができますが、画面の大きさはスマホに敵いません。ただし、マップは電池を食うので充電用バッテリー必携。

http://www.dendrocopos.jp

次号7月21日金曜日

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