クールシニアのウェブマガジン

毎週月・金曜日発行

クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:ヴィークル エレクトロニクス 野遊び 

アウトドアデイジャパン2014で見つけたもの

・東京の代々木公園で開かれたOUTDOOR DAY JAPAN 2014に行ってきました。毎年日本オートキャンプ協会が主催するイベントで、リクレーショナルヴィークルとキャンプ道具の展示会です。大きめのテントやテーブル&イス、アウトドア用品が中心で、山好き中高年や女性トレッカー、それにウルトラライト系のグッズはなく、ファミリー向けです。

 

・目を引いたのはこのZEROPODという高床式のテント(ユニークなため、雑誌やTVで取り上げられています)。もらったリーフレットに「不整地・斜面地でも容易に組み立てられるモバイル茶室の提案」とあり、どうやら地上1メートルに浮いた茶室を作りたかったらしいです。

・ツリーハウスが楽しいように浮いたテントは面白いアイディア。地面に直だと虫とか蛇とか入るからイヤという人も安心だと思います。中は2畳ほどの広さですが、丸テーブルを囲めば6人、大人二人と子供一人が寝られるとか。大人が二人で30分ほどで組み立てられるというのですが、見た目はかなり複雑です。

・価格ですが受注数30とか20とか決まれば70万〜100万で渡せるということです。下記で注文できます。

http://www.mariodelmare.com/zeropod.html

 

・アウトドアメーカーのモンベルが輸入しているバイオライトをはじめてみました。携帯用の薪ストーブで、同時に発電もという面白い道具です。木を燃やすと発電モジュールが熱を電気に変換してファンを回し、燃焼効率を上げるストーブです。この残りの電気を使ってスマートフォンなどに充電できます。

・ただし、主に電動ファンに使ってしまうので、聞いたところでは、20分燃焼でiPhoneのバッテリー5%充電ぐらいだそうです。まあそれでも、電気もガスもない場合でも、薪があれば煮炊きと通信用電気が確保できるというのは安心、一家に一台かもしれないです(14200円+税)。

 

・前からあればいいと思っていた、小さな折りたたみ式のスモーカー(薫製器)。家庭で薫製を作ると、部屋中が煙臭くなり、下手をするとコンロが熱で壊れます。

・これがあれば薫製作りに野原に出かけられます。さらに素材を網に横置きではないぶら下げ式なのがいいです。UNIFLAMEフォールディングスモーカーFS-400 13800円http://www.uniflame.co.jp/product/665923

・やっと欧州や日本でも車のダウンサイジングがいわれるようになりましたが、まだまだ大きいです。5ナンバーが絶滅危惧種になって、ますます軽自動車が売れます。特にSUVはコンパクトといいながら、全長4.5m以上で幅1.8mオーバーが当たり前。その点会場にあったプジョーの2008は日本の道路にジャストサイズのスモールSUV。細い林道でも入っていけます。

・サイズが全長4160mm×全幅1740mm×全高1550mm。この4月に発売されるスバルのレヴォーグは、ダウンサイジングといってますが、それぞれ4690×1780×1490とまだ昔のレガシーより大きいです。

・さらに2008が良いのはエンジンが1200cc3気筒と小さいので(エンジンも小さいのがトレンド。自動車レースのF-1も今や1.6L)、重量が1160kgと軽量。82馬力でもじゅうぶんで燃費も優秀。今年の2月発売で写真のモデルが278万円弱(税込)。

 

・5速のパドルシフト付き。ハンドルが異様に小さいです。ほんとに車はこのサイズが運転して楽しい(Fun to drive) 。

次号4月11日金曜日

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