カテゴリ:野遊び
強くなったのは圧倒的にナイロン
・フライフィッシングを始めた頃、ナイロン糸の結び方は必修項目でした。糸が弱かったせいでブラッドノットなんていう面倒な結び方をやらされました。
・太さも1号とか0.8号とかで、それでも合わせ切れなどはしょっちゅう。今や車のパンクと同じくらい滅多にありません。"戦後、強くなったのは女性とストッキング"という言い方がありましたが、強くなったのは圧倒的にナイロン糸です。
・最近使うティペット(先糸)は6Xか7X、つまり0.6号か0.4号で、昔は強く引くとパッツンパッツン切れたのですが、今は指が切れます。
・先日も海で使うPEラインという撚り糸に結ぶショックリーダーを探したのですが(PEはまったく伸びないので、ショック吸収糸が必要)、最新のナノテクノロジー・ナイロン糸がありました。
・ナノダックスというそれは、ナイロン糸にナノダックス剤を浸透させたものとかで、フロロカーボンの強度とナイロンの柔軟さを併せ持っていて、結束強度が40%アップと書いてあります。糸の結び方(ノット)も糸と糸なら簡単なサージェンス・ノット(結ぶ糸を重ねて輪を作り数回巻く)、毛鉤にはクリンチ・ノットの二つで事足ります。写真右下は常用のシーガー・グランドマックス(フロロカーボン)、左はナノダックスで共に0.6号。
・ただこのサンヨーナイロンのナノダックスは最細が0.6号までしかなく0.4を作って欲しいです。なお、基本ナイロンなので比重が1.14、フロロカーボンの1.8より軽いので、ドライフライ・フィッシングに向きます。海用には2.5号(3号相当)を手に入れました。共に50m(0.6号1400円、2.5号1500円)。
https://www.sanyo-nylon.co.jp/products/applaud/nanodax/nanodax_shock_leader/
次号1月6日金曜日
by 2023.01.02