クールシニアのウェブマガジン

毎週月・金曜日発行

クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:フード&ドリンク 日用品 野遊び 

折りたたみ刃物は結局これがいい

・刃物はむき出しより折りたたみが安全。小学生の頃は肥後守で鉛筆を削ってました。親指で刃を押さえる出っ張りがあるので、使っている時に勢いで動いたりしません。折りたたみナイフはストッパー(ロック)が必要です。

 

・肥後守。ウィキによれば明治中期(1890年代)に考案され、兵庫県三木市で作られ、取引先が九州南部(主に熊本)だったのでこの商標になったといいます。

 

・フォールディング・タイプはいくつか使いましたが、愛用したのはフランスの「オピネル」という超実用ブランド。1890年代に折りたたみナイフを世界で初めて作った超老舗で、なんと誕生年は肥後守と同じ! BE-PAL創刊の頃からキャンプで使うのはこれ一択(一番大きいNo.12)。毎秋、栗の皮剥きにも活躍します。

 

・リングを回して刃を留めるストッパーは今も変わらずで、素材がカーボンスティールに加えてステンレスも出て錆びなくなったり、波刃になったり、柄の材が桜からブナに変更とかありますが、基本は何も変わっていません。これぞ定番というやつです。

 

・バリエーションもたくさんあります。今回、庭木の枝剪定のためにフォールディング・ノコギリを手に入れました(No.12)刃渡り12.5cm。径8cmまでOKとか。4290円(ヨドバシカメラ調べ)。

 

・オピネルは柄の後部の出っ張りを床や石で"コン!"と叩いて刃を出す儀式があります。ノコは刃が薄く引っ張り出すために爪を引っ掛ける窪みもないのですが、強く叩けば出ます(ストッパーを回して解除してから)。

https://highmount-store.jp/shopdetail/000000001225/multitool-and-knife/page4/order/

次号12月1日金曜日

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