カテゴリ:野遊び
川遊びが倍楽しくなる研究調査用のタモ網
・水温む候です。水辺に出かけることも多くなりますが、タモ網があるといろんな遊びができます。睡蓮鉢のボウフラ退治に入れるメダカやヤゴをこれで採集します。でも丈夫なものが必要です。川遊び用として雑貨屋で売られている青い丸網はダメです。
・水底に網がピッタリ張り付く形(Dの型)、金属製の外枠があり網が擦れて破れないもの、頑丈な柄ということになると、調査研究用のプロフェッショナル仕様になります。京都にあるHOGA研究調査用特殊機器の水生昆虫稚魚すくい網か、埼玉県鴻巣市にある三谷漁具の調査用たも網がそれです。共にステンレス二重枠、Dフレームで買い替え不要の一生ものであります(一生ものが必要かどうかわかりませんが)。
・右が10年前から使っているHOGA製で、いろんな川や池で酷使しましたが、網も柄も枠もどこもまったく壊れていません。大学や研究機関が客のせいかかなりヘビーデューティ。全長128cm間口30cm網目は2mm、607g。
http://www.hoga-kyoto.com/syouhinnphoto/tamo.html
・これに比べると左の三谷釣漁具製は、パイプも網の取り付けもややライト。ただし値段もHOGAの半分ぐらいと割安。130cm間口30cm網目は1mm、583g。
http://www.mitani-gyogu.jp/ballnet/index.html
・小さな水生昆虫、稚魚を採集するなら1mm網ですが、普通は2mm網でじゅうぶん。深さは、小魚をすくうなら40cmは必要です。
・三谷釣漁具の新製品、システム玉網。柄が外せるのでデイパックに入れて持ち運べます。柄はステンレスパイプ製で47cmから104cmまで自由に長さを固定できます。ネット3360円、フォールディング・ステー1680円。
・埼玉県鴻巣市にある三谷釣漁具店。店先は道具で埋まっていて入り口がわかりません。
・店の中もあらゆる網(投網、四つ手網、三つ手網、養殖用丸網、エビ網、カニ網)が積んであって足の踏み場もありませんが、見たことない漁具の宝庫です。
次号5月6日月曜日
by 2013.05.03