・釣りや山菜採り、あるいは低山ハイクに行くときに、河原や草地で昼食をとりますが、弁当やカップを載せる小さなテーブルがあると気分がずいぶん違います。テーブル一つで、食餌が食事になり、空腹を満たすから昼食を楽しむに変わるから不思議です。

・なにより石や砂地で安定し、湯沸かしや調理が楽になります。とは言うものの、市販のミニテーブルは重いプラスティック製や金属製で、持ち歩く気がしません。そう考えた人間がいて(ほとんどこういうのはアメリカ人です)、新しい素材を使って超軽量のテーブルをデザインしました。

・ウルトラライト素材といえば、ハードウェアではチタン合金とカーボンになりますが、まさにその二つでわずか170gのミニテーブルを作りました。テント内でも使えますし、アルコールストーブ派はコンロの台にもなります。

・SOLA TITANIUM GEAR Super Table #1 サイズは23.5cm×12.5cmで高さは5cm。軽量素材タイベックスの収納袋付きで11800円。moonlight gear(以下のサイト)で輸入していますが、生産量が少ないようで入荷するとすぐ売り切れになります。

http://moonlight-gear.com/?pid=57606874

・収納袋まで軽量化に気を遣ってタイベックスを使っています(化学物質やウイルスの防護服で有名。軽く水に強い)。

・アウトドア用品は、軽量化とコストが下がってチタンが大流行。ただし価格は高価ですが。ポット83g、ガスコンロ(本体)48g、マグカップ(ダブルウォール)78g、テーブル170g、左下は熱い鍋を掴むポットリフターで23g。このピクニックセットで計402gと新素材は確かに軽量です。

次号4月14日月曜日