クールシニアのウェブマガジン

毎週月・金曜日発行

クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:フード&ドリンク 野遊び 

カラスノエンドウのバター炒めを食べてみました

 

・山菜の季節です。コゴミ、タラノメに始まり、モミジガサ、ヤマウドから初夏のワラビまで続きます。身近なところでも野生のセリ(タゼリ)、ヨモギ、アケビ(つるの芽)、ノビルなどがあります。
・近所にカラスノエンドウが大繁殖していて、図鑑をみると食べられるとあるので、サヤエンドウになるのを待ってバター炒めを作ってみました。
・カラスノエンドウは都会でも空き地や河原に普通に見られる野草で、マメ科らしく紅色の花もきれいです。水揚げもよく強いので摘んでテーブルに飾ると豆ができるまで長い間楽しめます。
・これの仲間で、花のごく小さなスズメノエンドウというのもあり、カラスノエンドウと共生しています。そしてこの間にカスマグサという中間の大きさのものがあるのですが、カラスとスズメの間(マ)でカ・ス・マの名をつけたといいます。
・こういう風に日本人は自然を丁寧に観察して名前を付けています。西洋は人間が上位にいて見下ろすような自然観ですが、農耕民族である日本人はとりわけ植物を人間と同じ生き物として捉えている、素晴らしい自然観です。
・同じ山菜のイタドリ、漢字では虎杖と当てますが、葉が伸びる前の太く長い斑模様の茎を、虎の縞柄模様の杖と見立てたものらしいです。ここまでくるとウーン‥‥ですが。

・山菜の季節です。コゴミ、タラノメに始まり、モミジガサ、ヤマウドから初夏のワラビまで続きます。身近なところでも野生のセリ(タゼリ)、ヨモギ、アケビ(つるの芽)、ノビルなどがあります。

・近所にカラスノエンドウが大繁殖していて、図鑑をみると食べられるとあるので、サヤエンドウになるのを待ってバター炒めを作ってみました。

・カラスノエンドウは都会でも空き地や河原に普通に見られる野草で、マメ科らしく紅色の花もきれいです。水揚げもよく強いので摘んでテーブルに飾ると豆ができるまで長い間楽しめます。

・これの仲間で、花のごく小さなスズメノエンドウというのもあり、カラスノエンドウと共生しています。そしてこの間にカスマグサという中間の大きさのものがあるのですが、カラスとスズメの間(マ)でカ・ス・マの名をつけたといいます。

・こういう風に日本人は自然を丁寧に観察して名前を付けています。西洋は人間が上位にいて見下ろすような自然観ですが、農耕民族である日本人はとりわけ植物を人間と同じ生き物として捉えている、素晴らしい自然観です。

・同じ山菜のイタドリ、漢字では虎杖と当てますが、葉が伸びる前の太く長い斑模様の茎を、虎の縞柄模様の杖と見立てたものらしいです。ここまでくるとウーン‥‥ですが。

 

・柔らかめのものを摘んで、塩、コショウを振ってバター炒め。まあ、食べられますが、やや堅いです。そういえば、図鑑に旨いとは書いていない。こういうものは天ぷらです。山菜に天ぷらが多いのは、天ぷらにすればみんな食べられるからです、同じ味になりますが。ほんの少し春の香りを楽しむのが山菜の良さで、やはり改良を重ねてきた栽培野菜にかないません。

・マメ科はインゲンマメにしろハナマメにしろ花がきれい、もちろんスイートピーもあるし。

・横に広がりますが、絡むものがあると1mぐらいになります。

・カラスノエンドウ(右上・紅色)に比べて極端に小さいスズメノエンドウ(左下・白色)。同じ場所にあります。

次号4月25日金曜日

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