カテゴリ:季節 野遊び 絶滅倶楽部
茅葺きの宿と隠れ棚田
・中越の茅葺き民家集落「荻ノ島環状集落」は数少ない使い続けている茅葺きです。観光に力を入れているわけではないので、駐車場に車をとめて村を散策するようになっています。
・宿泊は団体用の一棟貸しになっていて、一般客は泊まれません。近くにじょんのび村という大きな施設(温泉あり)があって、この中の萬歳楽で泊まれますが、茅葺きの宿となれば、奥の門出(かどいで)という小さな集落にあります。2棟あっておやけ棟3部屋、いいもち棟5部屋。もともとあったのはおやけ棟で、大きないいもち棟は近くの集落から移築したそうです。
・水田に囲まれた丘の上にあって、夜は真っ暗になり、蛙の声がするのみ。7月初旬、最後の源氏蛍が飛んでいました。
・サービス、食事は持ち回りで村の主婦がします。なので料理は本物の家庭郷土料理になります。民宿ではなく旅館なので大きな風呂もあり、トイレもウォシュレットと快適。じょんのびの温泉に行く手もあります。
・下にあるおやけ棟はオリジナルのまま。ここは紙漉の里で門出和紙として知られているそうです。
・じょんのび村の施設。温泉は弱アルカリ性で体がツルツルになり、露天風呂もあります。
・周辺地図。
・門出の集落から車で20分ほどのところにある板畑の棚田。看板もなにもありません。道路から稲田が見えないので通り過ぎてしまいます。以下のサイトを参照。なお、大開の棚田というのも近くにありますが、これは区画整理して機械を入れやすくしたなんとも不思議な棚田であります。
http://www.pref.niigata.lg.jp/kashiwazaki_kikaku/1282680075306.html
次号7月28日金曜日
by 2014.07.25