クールシニアのウェブマガジン

毎週月・金曜日発行

クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

Edit

エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:ホビー 野遊び 

世にも不思議な世界最大のフェスティバルです

・毎年、秋分の日に「インセクトフェア」なるイベントが東京・大手町で開かれます。今年で66回! 世に熱狂的なマニアは数多くいます。フィギュアおたく、鉄道ファン(鉄ちゃん)、カメラ小僧にカーエンスーなどなど。それぞれフェアやショーが行われているのですが、この昆虫マニアの集まりは圧倒的にマニアックでニッチで特別です。

・産経プラザの数フロアも使う広大なスペースに昆虫がビッシリと並べて売られています。標本がメインですが生きてるのや蛹状態のものもあります。壮観です。日本一というか世界最大の昆虫標本ショーです。

・しかもすべて超マニアック。知り合いの大野さんは今年も雀蜂の女王蜂標本や、油蝉の雄雌脱け殻セットを並べてました。それが目の前で女性に売れていきます。販売している虫マニアは中高年(高齢者のほう)ですが、会場には若い女性が多く、毎年のように増えているような気がします(混み具合も)。

・Tシャツを並べたブース(これがヘビトンボ柄のもの)で「私、亀虫ファンなので亀虫なら欲しいんだけど」という30代の女性がいました。女の子は虫嫌いという常識が変わりつつあるのかもしれません。

・写真は「イモムシのお顔てぬぐい」なる80種類のイモムシの頭だけをプリントした凄く使いたくなる手拭いです。

 

・蛾のシールを売っていたのは「蛾売りおじさん」という店。でもつけ髭を付けた"虫愛ずる姫"二人が並んでました。蛾のイラストをシールにプリントしてハサミで切り抜いた手作り感がおたくっぽくて良いです(標本もマニアの手作りですから)。

http://blog.goo.ne.jp/higenogauri

 

・こういうアクセサリーもあります。左はハナバチのピン、右はヘビトンボ(孫太郎虫ともいう)のキーホルダーかアクセサリー(ヘビトンボという名のアート雑貨)

Http://dobsonfly.thebase.in

 

・昆虫採集道具もあります。生産終了の捕虫網ロッドがありました。軽く使いやすい。それに観察用によいスミロンチューブ(片手で虫を入れられます)。いずれも六本脚という店で手に入ります。虫柄手拭いも。

http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/shop-in.html

・バックに敷いたのは会場の案内図。その広さがわかります。

次号9月29日月曜日

ページtopへ