カテゴリ:野遊び
丘一面うす青一色に染まる風景
茨城県のひたち海浜公園、みはらしの丘に咲く450万本のネモフィラです。海のそばです。
英語で baby blue eyes、赤ちゃんの澄んだ青い目。アップで見ると春一番に畦に咲くオオイヌノフグリの青です。和名はルリカラクサ、北アメリカ原産ですが一年草なので、毎年11月頃丘一面に種を蒔くとか。雨に弱いので雨降りのあとは避けた方がいいです。
ピンクのところが南駐車場のある中央入口。15分ほどブラブラ歩いて、上のブルー部分のみはらしの丘につきます。巨大な国営公園です。
モネが好きな人はこれからポピーのシーズンです、といってもあの絵のような広大なポピー畑ではありませんが、この風景だけで印象派になります。
砂丘だけに松が多いのですが、枯れた松に変なキノコが。栗のように艶やかでかつプネプネと柔らかく、中は空洞でホコリタケのよう。あとで調べたら「ヒトクチタケ」というサルノコシカケの仲間で、松枯れ病の蔓延で増えているらしいです。
帰り道途中の那珂湊漁港にある魚市場。この台だけでマナカ、シマアジ、アイナメ、カサゴ、ヒラマサ、ソイ、カマス、キンメ、イサキ、スズキ、マダイ、クロダイ、マアジ、キンキ、シタビラメと魚類図鑑のよう。このあたりの近海だけでなく長崎、千葉、北海道、はては中国、ロシア産まであるので観光客相手の魚市場ですが(値段もバカ安ではない)、魚種がやたらと多いので見るだけでも面白いです。
この70センチほどの巨大な真鯛、相撲取りの優勝祝いでよく使われていますが直で見たのは初めて。15000円で売られていました
魚市場の中にある「地魚」回転寿司、好きな貝類は種類が多く、ネタが新鮮でなかなかでした。東京から「ひたち海浜公園」へは、外環→常磐道→北関東自動車道→常陸那珂有料道路→ひたち海浜公園ICで2時間ちょっと。
by 2012.05.18