カテゴリ:野遊び メディア
欲しいものは自分で作るというトレンド
・Off the Gridというアウトドア・イベント(4/6~7)に行ってきました。オフ・ザ・グリッドというのは枠組みを外れたというような意味で使っているらしいのですが、マスプロダクツと違い、ガレージ・ファクトリー的製品が多いのが特徴です。
・友人から勧められて、2015年から顔を出しているのですが、年々人が増えて今年は行列ができたそうです(しかも第一回から有料のイベントです。今回は500円と半額になっていましたが)。
・主としてミニマリスト&ウルトラライト系のグッズ、ギアですが、日本だけでなく、韓国、台湾、香港、中国、それにアメリカ人のブースもあります。基本、個人的な好みやアイディア主体なので、すごくニッチなのですが、それが面白いです。
・今の先端トレンドはMYOG(Make your Own Gear 欲しい道具は自分で作れ)だとか。個人がメーカーになれる、と言ったのは、デジタル時代のトレンドを先読みする、雑誌ワイアードの編集者だったクリス・アンダーソンで、MAKERSという本を書いています。この動きをメイカーズ ムーブメントと定義しています。
・テントやバッグなどは工業ミシンがあれば自作できるし、金属ものも3Dプリンターがこなれてきたので、作れます。デジタル製造時代でDIY & MYOGは増えるかもしれません。
・テントも超軽量というUL目線で考えると、トレッキングポールを使った1ポールテントになるらしく、広い芝生の町田シバヒロの会場にそればかりが張られてました。
・甥の故星野道夫もアラスカで使っていたのは1ポールテントで、「立てやすいし、撤収も簡単なのでこれを使っています」と言ってました。隅をペグで留めて、中へ潜り込んでポールを立てるだけなので、慣れや想像力を必要としないところがいいです。
・強風でのキャンプをしないオートキャンプは、1ポールのタープと1ポールのテントが簡単でいいかもしれません。
・小さなチタンのカラビナ。細引きを通す穴付きが珍しい。こういう見たことのないグッズがたくさんあります。
by 2019.04.12