クールシニアのウェブマガジン

毎週月・金曜日発行

クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

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最近のテレビは音が悪い

・最近の日本製のテレビは、概ねサウンドが貧弱です。コストダウンのせいだと思いますが、中国や韓国製のテレビとの価格競争の結果ですね、たぶん。まあ、テレビ番組(観るものはありませんが)やニュースなら特に問題はありませんが、映画とか音楽となると厚みや深みはありません。

 

・そこでディスプレー用のサウンドバーとかサラウンドスピーカーなるものが音響メーカーから出ているのですが、大きくかつ後ろにスピーカーを置くなど、地下のオーディオルームならともかくリビングルームではスペパが悪いです。

 

・そんなこと思っていたら目に入ったのが、クラウドファンディングで募集している新規アイディアのサラウンドスピーカーです。あの建設大手の鹿島建設が開発したというシロモノ。9億3千万円集めたそうです。で、半年以上前に参加したクラファン商品がやっと届きました。

 

・社内の技術者があたためていたものに、クラファンでゴーを出したということでしょう。鹿島建設はコンサートホールも手掛けているということもあるのかもしれません。音好きの間で話題になっていて、渋谷のTSUTAYAにデモ機が置いてあったの聴きに行きました。

 

・理屈はバイノーラル原理とかなんとか、よくわかりませんが、確かに背面スピーカーがなくても、包まれるような音場ができます(サイト参照)。高音、中音、低音スピーカーがそれぞれ2個づつ計6。しかし最大のメリットはコンパクトさ。幅38.2cm×高さ8cm×奥行13cm。このためパソコン、タブレットと組み合わせることも想定しています。

 

・またスマートフォンからブルートゥースで飛ばせば気に入りのサウンドが楽しめます。価格もサウンドバーとしては74800円とリーズナブル。唯一の欠点はなぜかリモコンがないこと、不思議。

https://greenfunding.jp/lab/projects/8380

次号12月19日金曜日

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