カテゴリ:季節 野遊び
知らないうちに憑依している怪物忌避剤
・ 野外で出会う危険な生物はたくさんいます。熊やマムシそれにスズメバチですが、実は知らないうちに取り付いているタイプが問題です。まずヒル。よく行く丹沢の渓流では、入漁券を売っている丹沢ホームで忌避用の塩を用意しているくらいです。
・草叢に腰掛けてお茶を飲んでいると靴を履い登って来ますし、覆いかぶさった木の下を通ると上から降って来ます。
・もう一つはマダニ。だいぶ前ですが山形の東大鳥川でキャンプをしていた時、焚き火用の枝を抱えてサイトに戻ったら腕に食いついていました。
・いずれも気がつかないうちに襲われているのが問題で、特にマダニに刺されるといろんな感染症(重症熱性血小板減少症候群、日本紅斑熱、ライム病、回帰熱、ツツガムシ病などなど)を引き起こす可能性があるので危険です。
・というわけで、晩秋に野や山へ出かける場合(あるいは来シーズンのために)、ヒルおよびマダニ専用のスプレー、ローションです。
・ヒル下がりのジョニー 1200円+税。唯一のヤマビル専用スプレー。タイトル写真の靴先のように吹き付けると白くなるのが気になりますが、天然成分だけだそうです(虫避剤・ディート無添加)。オヤジギャグ的変な名前は1957年の映画、ゲーリー・クーパー、オードリー・ヘプバーン主演「昼下がりの情事」から。
https://www.binchoutan.com/hirusagari.html
・蚊・マダニよけローション 1280円+税。塗布式のローションなので肌の露出している部分だけに付けられます。さらにいいのはウォータープルーフなので、釣りなどで水に濡れても効力を維持します。
・両方ともネット通販で手に入りますが、実物は東京・下北沢のBOZEMANへ。
http://bozeman.jp/SHOP/62152/87759/list.html
次号10月27日金曜日
by 2017.10.23