クールシニアのウェブマガジン

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クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:季節 野遊び 

常緑小高木で花・葉・実が楽しめる鉢植え

・コロナ問題で自宅軟禁です。やることがないので庭やベランダの果樹や花の手入れをする人が多いようで、ウィークデイでも家族連れが園芸店にいます。

・花は季節で変わるので、その都度植え替えればいいのですが、木は選び方が難しいです。純粋な日本家屋が減っているせいで、洋風な庭木が多くなってます。室内の観葉植物は特にそうです(熱帯アフリカ原産のウンベラータというのが人気です)。

・近所の庭木売り場へ行くと流行がわかります。温暖化の影響もあるのかもしれませんが、海外の温暖な暖かい土地の花樹・果樹が増えています。

 

・まず街路樹になっているような樹高の高くなるものは手入れが大変で向いてません。小高木が必須です。成長の遅いものだとさらにいいです。

・ついで目隠しを考えると常緑樹。花や実も楽しめるとさらにいいです。こういった条件で洋風ガーデニングを考えると、まずオリーブで、園芸店では数も品種も一番多いです。同じ地中海産だとストロベリーツリーもいいです。名前の通りイチゴのような実がなります。葉も実もヤマモモに似ていますが、実は無味とか。

・葉が大きく真っ赤な花が派手なのはマンサク科のロドレイアという花樹で、シャクナゲモドキという別名もあるようにシャクナゲに似ています。東南アジア、中国南部原産。

・で、手に入れたのはフェイジョアというフトモモ科の常緑低木。南米原産で、エキゾチックな花が5~6月に咲きます。この花はいわゆるエディブルフラワーで食べられます。秋の10~11月にはフトモモ科らしく旨い実がなるといいます(植えて2年目なのでまだ成ってません)。艶やかな丸い葉、不思議な花、実と三拍子揃ってます。

・高齢者になり庭の草取りが辛くなったので、全面レンガ敷きにして、果樹は植木鉢に。フェイジョアは1本だと実がつきにくいというので2鉢、イチゴの木は隅に直植え。さて、狙い通り葉、花、実と楽しめますかどうか。

・園芸店や植木店はオープンエアで「密」ではありませんが、心配ならいずれも通販で手に入ります。

次号4月13日月曜日

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