カテゴリ:文房具
スティックのり選びで考えること
・スティックのりが使い終わったので文具店に行きました。店頭にスティックタイプではないローラー式ののりもあって手を伸ばしかけたのですが、「ちょっと待てよ、こういう道具は便利なんだろうけど、使い方とかカートリッジの交換とかマニュアルを読まなければならないぞ」と、ためらいました。
・のりは封筒の封と切り抜きをノートに貼るぐらいで、毎日使うものではありません。たまに使うものにいちいち頭を使うのはどうなのか‥‥。
・仕事や子育てで多忙な現役はよしとして、この歳になるとマニュアル読んだり、使用法を考えたりする道具は増やさないことにしています。アップルの今は亡きS.ジョブズは"直感で使えること"と言いましたが、電子機器はすべてそうあるべきなんですが、文化系が開発に入っていないのか、まあ、デジカメを筆頭に使いにくいったらありゃしない。
・写真は上がトンボのスティックのり(製造・ベトナム93円)、中がヤマトのペンタイプのり(製造・韓国147円)、下がコクヨのドットライナー(製造・タイ199円)。価格はヨドバシカメラ調べ。
・偶然ではありますが、生産国に中国がありません。実は今、サプライチェーンから中国を外す動きが加速しています。チャイナリスクやロシアリスクを避けて、東南アジア、中でも"マレーシア"が脚光を浴びているそうです。
・最近は、つい生産国を確かめてしまいます。一番はMADE IN JAPANですが、自由で開かれた国のものを選ぶようにするのは、我々にできるささやかな意思表示です。
次号8月22日月曜日
by 2022.08.19