クールシニアのウェブマガジン

毎週月・金曜日発行

クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:文房具 

スティックのり選びで考えること

・スティックのりが使い終わったので文具店に行きました。店頭にスティックタイプではないローラー式ののりもあって手を伸ばしかけたのですが、「ちょっと待てよ、こういう道具は便利なんだろうけど、使い方とかカートリッジの交換とかマニュアルを読まなければならないぞ」と、ためらいました。

 

・のりは封筒の封と切り抜きをノートに貼るぐらいで、毎日使うものではありません。たまに使うものにいちいち頭を使うのはどうなのか‥‥。

 

・仕事や子育てで多忙な現役はよしとして、この歳になるとマニュアル読んだり、使用法を考えたりする道具は増やさないことにしています。アップルの今は亡きS.ジョブズは"直感で使えること"と言いましたが、電子機器はすべてそうあるべきなんですが、文化系が開発に入っていないのか、まあ、デジカメを筆頭に使いにくいったらありゃしない。

 

・写真は上がトンボのスティックのり(製造・ベトナム93円)、中がヤマトのペンタイプのり(製造・韓国147円)、下がコクヨのドットライナー(製造・タイ199円)。価格はヨドバシカメラ調べ。

・偶然ではありますが、生産国に中国がありません。実は今、サプライチェーンから中国を外す動きが加速しています。チャイナリスクやロシアリスクを避けて、東南アジア、中でも"マレーシア"が脚光を浴びているそうです。

 

・最近は、つい生産国を確かめてしまいます。一番はMADE IN JAPANですが、自由で開かれた国のものを選ぶようにするのは、我々にできるささやかな意思表示です。

次号8月22日月曜日

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