カテゴリ:文房具
日本の文具、ノートの進化も止まらず
・リングノートは真っ平になるし、表紙裏合わせてたたむこともでき、リングが開いてリフィルが出し入れできるタイプもあり便利です。ただし欠点は書くときにリングが指に当たること。で、柔らかいプラスチックにして当たっても凹むものも出ましたが、今度は真ん中の部分をとっぱらい、さらにリングが外れてリフィルを差し替えたり足したりできるものまで登場です。
・それがキングジムの「リングノート ラセーノ」。キングジムは商品開発の自由度が極めて高く、社員に好きにやらせているかのように見えます。書き込めるファイル「カキコ」、立つファイル「ジリッツ」とファイルの老舗だからでもあるけれど、ラベルライター「テプラ」や電子メモ「ポメラ」、アルコール消毒の「テッテ」なんてのもあります。
・「ラセーノ」は専用リフィル使用ではありますが、外せる柔らかなリングで上下2箇所を止め、足したり抜いたりが自由です。サイズはA5判とB5判の2サイズのみ。製品は30枚60ページ付きで、あと10枚足せます。表紙カラーは6種類、6mm幅の罫線入り。A5判524円、B5判544円(ヨドバシカメラ調べ)。なお、リングは弾力があるのでペンのクリップが挟めます。
・願わくはA4判も追加し、替えのリフィルに無罫があるとか、市販のリングノート用リフィルが使えるとか、でなければ専用リフィルを作れるカッターを売り出してくれるとありがたいんですが。
https://www.kingjim.co.jp/sp/laseno/
次号11月4日月曜日
by 2024.11.01