カテゴリ:文房具
記憶を記すのに最適なお絵描きツール
・ぺんてるにMulti 8という2mmの色鉛筆の芯を8色セットにしたものがあります。手帳やカレンダーにちょっと絵や色を付けて識別するのに便利なので昔から使っています。
・これの色直しをしたArt Multi 8(2750円)なる新製品がでました。持ち歩いてスケッチなどどうですかということらしいのですが、これの正しい使い方は、"メモスケッチ"です。
・日々の気になることや関心を持ったモノは、今やスマートフォンで記録します。ただこれは記録だけなので、アルバムに埋もれておしまい。そこで、特に印象に残った事柄を備忘スケッチ帖に絵で残しています。
・こうすると食べて記憶に残った食材や、小さなトリップもスケッチ帖を開くだけで掘り起こすことができます。これに最適なのが Multi 8で、小さなイラストならじゅうぶんです。ハガキ以上の絵を色鉛筆で描こうと思ったらちゃんとしたセットでないとすぐ色がなくなります。
・絵をちゃんと塗ろうと思ったら8色(赤、青、茶、橙、黄、黄緑、淡青、ピンク)では足りません。これに黒、緑、紫、それに一般的な日本人の肌色のペールオレンジが最低でも必要。ぺんてるでもそれがわかっているらしくこの4色を足したセットも同時発売しています(4180円。芯削り器と標準の8色も1本づつ追加)。
・もう一つArt Multi 8でいいのは透明ボディーな点(大昔はそうでした)。このため回転させて色を選択するのが分かりやすくなりました。
次号1月10日金曜日
by 2025.01.06