カテゴリ:文房具 絶滅倶楽部
角軸ペンは見た目も美しく手になじむ

・好きな筆記具はなんですか? と聞かれたら鉛筆と答えます。そこで消しゴム付きとか、今はなきコーリンや地球印とかエルメスの鉛筆まで持ってます。しかし削る手間や、服の袖が汚れたりで実際に常用するのはシャープペンやボールペン。
・それでもあの角軸がなぜか心地よく、箸も八角軸を使ってますが、転がらないだけでなく手になじみ、道具として正しいのではと感じています。
・昔の筆記具は鉛筆を意識したのか角軸が多いです。手元にカランダッシュやカヴェコ、それにアメリカのAUTO POINTなどがありますが、ノスタルジックな意味でなくデザインが今のものよりシャレています。

・最近見たドイツのロイヒトトゥルムのドレグリフィル(ロータリーグリップのこと)という名のペンは、クラシックな感じだなと思ったら、1920年頃の復刻モデルだとか。6角のアルミボディーにペン先はブラスで、カチッとした作りが手に伝わります。
・シャープペン(写真)とボールペンがあってデザインは同じ。お尻に付いているノブを回して芯を出し入れします。金属パーツだけあってクリック感がシャープ。
・太さは欧米標準の0.7ですが好きなサイズです。日本は漢字を書くためか0.5が標準で、愛用の三菱のユニボールワンに0.7がない。スケッチには0.7か0.9を使うので、ロイヒトトゥルム(灯台の意味)に2B芯を入れて使用。大きさは1cm×13cm。カラーは豊富、5720円。
https://www.heiwado-net.jp/leuchtturm1917/writing/drehgriffel-nr2
次号1月27日月曜日
by 2025.01.24