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小商いブームで増えるセレクト文具店
・文具マニアというのがいます。デジタル時代に逆らって紙や鉛筆、万年筆にこだわります。そのせいかピンポイントに特化した文具店が増えました。鉛筆まわりに絞っているのが銀座の路地裏にある「五十音」という今まで覗いたセレクト文具店の中ではもっとも小さい、ボールペンと鉛筆の店です。
・鉛筆用のクリップと復刻したようなエクステンション・ホルダーがありました。この短くなった鉛筆を持ちやすくするホルダーはいろんなタイプが売られていますが、昔の方が軽く持ちやすくデザインも優れています、困ったものです。
・鉛筆まわりの小物たち。手帳などに鉛筆を付けられるクリップ(350円)とレトロ調のエクステンション・ホルダー(900円)で、共に五十音オリジナル。鉛筆キャップはドイツの文具メーカー・ファーバーカステルの傑作商品・消しゴム型鉛筆キャップ(2個126円、これは大型セレクト文具店「デルフォニクス」で手に入れました)。
・鉛筆エクステンション・ホルダー各種。上質の、例えば三菱鉛筆のHI-uniとかトンボ鉛筆のMONO-100はこれに入れて最後まで使います。上から伊東屋(6.6g)、クリップと消しゴム付き(8.8g)、五十音のレトロ調(6.5g)、そしてその昔銀座の伊東屋で買った現在もベストの真鍮製鉛筆補助具(5.1g)。
・いまあるエクステンション・ホルダーの中では、この伊東屋製がもっとも鉛筆を挟みやすく使い易い。黒、灰、白、赤の4色で525円。2006年にGデザインをもらい、ロングセラーの伊東屋オリジナル商品だそうです。
次号11月1日金曜日
by 2013.10.28