カテゴリ:文房具 メディア
一冊だけの本作り、訂正、増ページ可
・IT技術の進歩で、たまった写真や気に入りの楽譜を集めて少部数の本を作ることができます。オンデマンド本です。ただし、間違いを見つけた場合、そこだけ訂正することはできません、もう一度作り直しです。
・直しつつだんだん良くしていくような本作りができないかと画材店、文具店を探したところ面白いものがありました。プラスティックのリングバインダーです。穴のあいた無地のルーズリーフに印刷して、これでまとめればすぐ本が作れます。リングの開け閉めが簡単なので、訂正も部分だけ差し替えられるし、なにより増やしていけるのがオンデマンド本との大きな違いです。
・楽譜や観察ノートのような増えていく本には最適の方法です。サイズは一番ポピュラーなA4かB5だと、リング、印刷用紙、表紙カバーが手には入りやすいです。
・一冊本の道具類。Carlのルーズリング(左)がポイントで、リング径8mm(30枚)、10mm(70枚)、12mm(100枚)、14mm(120枚)の4種類。A4用ですがカットすればB5判でも使えます。色は6色あります。ルーズリング 10mmが300円(+税) http://www.carl.co.jp/item/LR-3010.html。
・このリングを開けたり閉めたりするルーズリング・ジッパー(左端)があり、10mm用しか売ってませんが、手でも開閉できます。
・用紙は無地のルーズリーフを使いますが、裏うつりしない厚手のものがよく、コクヨの特厚口上級紙がベスト(置いてあるショップが少ない)。写真は写真専用紙を使いますが、穴あきのルーズリーフはないので、写真用紙に印刷してからゲージパンチ(中央)で穴を空けます。CarlのGP30、2500円(+税)。http://www.carl.co.jp/item/GP-30.html
・10mmリングで作ったA4の楽譜集。レパートリーが増えても追加できます。表紙に半透明のプラスティック・カバー(2枚組)。エイチ・エスのA4クリアで、30穴なのでそのまま使えます。
https://hands.net/goods/4961690686621/
・ゲージパンチは6づつ穴を空けていきます。これがあればなんでもルーズリーフにできます。
次号5月26日月曜日
by 2014.05.23