クールシニアのウェブマガジン

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クールは「カッコイイ」ですが、背筋をのばして歩く60+シニアの情報を集めます。

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エディター

中村 滋 Shigeru Nakamura

BE-PAL、DIME、サライなどライフスタイル雑誌を創刊。

カテゴリ:文房具 

最近話題の折れないシャープペン

・最近は海外でも日本の文房具が人気のようです。その技術力は圧倒的で、液だれしない滑らかなジェルインク、滑りがよく強いシャープ芯、こすって消せるペンなどなどですが、日本でも今話題なのが芯の折れないシャープペンです。

・ぺんてるの「オレンズ」は芯を出さないで書くという面白い方式で、なんと0.2という細さからあります。パソコンを使う前、グラフィックデザインは紙と0.3mmの製図用シャープ(PENTEL Mechanica)だったのですが、当時これがあったらよかったですね。

・もう一つ、ゼブラの「デルガード」は0.5からですが、筆圧がかかって折れそうになると軸が伸びてガードします。ともにほんとに折れません、すごい。

・あとはデザイン力です。ステッドラー、ロトリング、ファーバーカステルというドイツ勢に対抗できるものも出てきました。最近売れてるちょっと高級な文具です。人気ナンバーワン・ボールペンのジェットストリームの「プライム」が売れているといいますが、デザインも力が入っています(多機能ペンですが3000円〜5000円もします)。

・もう一つ、パイロットのフリクションボール・ビズ。プラボディーにアルミのキャップで軽く持ちやすくスタイリッシュ、例のこすって消えるベストセラーペンに、やっとまともなデザインのものが出ました。

 

・左、超極細シャープペンシルのぺんてる「オレンズ」。芯を出さないで書くという通り芯が出ていない状態で書け、芯の減りとともに軸も縮んでいきます。短くなって書きにくくなったら一回だけノックすればOK。0.2と0.3があり、500円+税。

・中央はゼブラの「デルガード」で、筆圧の強い、速書きする人向きです。力が加わると軸が出てきてガードするというか、芯が沈んで折れないようにするのか、ダブルでスプリングが効くので複雑な動きをします。0.5で450円+税。

・右がグッドデザインのフリクションボールペン、パイロットのフリクションボール・ビズで、機能的には従来品と同じですが、0.5でインク容量は多く1500円+税。

次号9月4日金曜日

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