カテゴリ:文房具
シニア向きの温故知新プロダクツ
・バイクといえばオートバイのことを言いますが、アメリカでは自転車です。AUTO-BICYCLEは和製英語。なので大昔の2輪マニアはモーターサイクルといっていました。専門誌も「オートバイ」と「モーターサイクリスト」とありました。
・このモーターサイクル黎明期に「メグロ」というブランドが日本にあったのですが、これが56年ぶりに復刻するらしいです。カワサキの前身である目黒製作所(1924年創業)と川崎航空機工業(現川崎重工)の提携60周年を記念しての復活ということです。
・デザインは1965年発売当時のメグロK2、本体はカワサキの大型モデルW800という組み合わせ。昔のスタイルで中身は最新という
温故知新的モデル。歳を重ねたせいか、昔の形が馴染みます。コンピューターやAIで造った形より、脳みそと鉛筆で描き出した合理的でないデザインの暖かさ。
・トヨタ2000GT、日産シルビア、ホンダS600、スバル360など今なお美しい車たちのDNAは、どこへ行ったんでしょう。BMWミニ、フィアット500、ホンダのN-ONE、そしてフォードのブロンコ‥‥と先祖返りが増えるわけは?
・このコクヨの新製品「鉛筆シャープ」も"温故知新プロダクツ"の一つ。前にもコクヨは同じような鉛筆スタイルのシャープを出していますが、今回は小学生向けではなく大人対象のようで、正しいシンプルな六角で見た目もグッドデザイン。鉛筆の良さは、なんといっても細身で軽いことで、絵や地図や図解などでの指の動きが滑らかになります。
・日常よく使うボールペンのジェットストリームが10g、鉛筆は5g、そして鉛筆シャープは6g。ほぼ鉛筆感覚で使えます。太さも0.3から1.3まで5種類(濃さはすべてB)で色は白と黒2種、180円。
次号12月7日月曜日
by 2020.12.04