カテゴリ:文房具
ついにコクヨの野帳にビジネス用
・測量野帳というノートがあります。1959年にコクヨから発売された測量技師のための手帳で、立ってメモを取れるようにと、カバーが硬い厚紙になっています。
・使い始めたのは約30年前からで、作家の塩野米松さんの影響です。写真はそのうちの20年分。当時は一冊130円ぐらいでした(今は240円)。3種類あって水準測量のレベルブック、角度測量のトランシット、そしてスケッチという汎用の3mm方眼で、使ったのはもっぱらこれです。
・BE-PALは、創刊10周年記念(1991年)でこの野帳でフィールド・ノートを作り、以来ずっと毎年付録にしています。しかし、個人的には10年ほど前から使っていません。理由はEVERY BOOKという無地のシリーズがコクヨから無くなったからです。文字を書くにしろ図を描くにしろ、無地の紙面は罫線や方眼に影響されず、発想が自由になるといいます。で、最近使うノートは紙質も良くインクが裏抜けしないMD NOTEBOOKの文庫判無地です。
・サイズはiPhone plusより一回り大きいぐらいで、片手で持てるところがミソ。左のOFFSET BOOKは縦開きというかつて存在した変わり種の野帳です。
・この春登場したビジネス用という野帳ですが、実はカラー以外は特段変わっているわけではありません。3mm方眼です。240円。
・ノートにはペンが必要というわけで、表紙に3本筆記具が付けられる(指がかかりホールドしやすい)ものや、表紙にペンが隠れる1本仕様とか、革製の野帳カバーも作りました。
次号5月17日月曜日
by 2021.05.14