カテゴリ:文房具
SDGs、つまり持続可能発想の接着剤
・異常気象は続きそうで、スウェーデンの少女に言われるまでもなく待ったなしの様相です。我々にすぐできることといえば、代替エネルギーを選択するとか、化石燃料を使用を極力減らすためにプラスチックに代わるものを使用するとかでしょう。
・メルケル首相は地球温暖化に対処する財政支援を倍増させると言っていますが、ドイツは一歩進んでいるかもしれません。
・このウフという1884年創業のドイツの老舗接着剤メーカーは、ラインナップの中にリネイチャーというシリーズがあって、無溶剤、植物由来原料使用で、二酸化炭素の排出、化石燃料の使用などを削減するとし「ウフが持続可能な世界のためにできること」という文言を商品に印刷しています。
・以前紹介したウフの接着剤ですが、性能はかなり強力で、弾力があって強いという2液混合式のエポキシより衝撃に強く、磁石をくっつけて未だに剥がれていません。
http://csmagazine.sakura.ne.jp/commodities/post-760.html
・このリネイチャーも今まで使っていた木工ボンドの代わりとして、紙や木の接着に使おうと思っています。
・マルチフィット3 という点・面・線で塗布できるものは、チューブ容器の88%が植物由来原料。35mlサイズが450円。ウフ スティックという回転させて出し入れするスティックのりは、容器の58%が植物由来原料、のりの98%が水を含む天然成分とあります。8.2gのものが130円。いずれもMADE IN GERMANY。扱いは筆記具で有名なステッドラー。
次号3月20日金曜日
by 2020.03.16